自分のポジション方針の判断のため、月曜に考えられそうなシナリオを挙げてみます。

まず、楽観的なシナリオとしては、この週末の間にアメリカとヨーロッパで更なる対策が発表され、金融不安がひとまず払拭される。というのもあるかも知れません。
その場合は、金曜のレートが底となり、いったん7.2くらいまで戻すでしょうか?
どの国もリーマンショックの二の舞は避けたいという思惑がある様子なので、意外とこの可能性は低くはないかも?

悲観的なシナリオとしては、他にも危ない銀行があるという噂が現実のものとなり、いくつもの金融機関が連鎖的に倒産する。そしてドルやペソが暴落というのもあるかも知れません。
この場合は、リーマンショック並の下げがあっても不思議ではないですね。そのときは約200pipsの下げがあったので、仮に同程度下がるとすると、5.0付近まで下がることになります。
ただし、すでに直近の高値から80pips近く下げていますし、そこまで行く前に対処されるでしょうから、6.5あたりが一つの目安かと思います。
ポジティブなニュースが何もない場合、いったん下げだしたら、下げが下げを呼び、こうなってしまうかも知れません。
その場合は、Lは一気に処分して、Sに乗り換えたいですね。

そしてどちらでもないシナリオもあり得ると思います。
特に大きな動きがない場合は、金融システムへの不安感も払拭されないし、ジワジワと下げでしょうか?
ただ、短期のテクニカル的にはすでに売られすぎゾーンに入っているので、それほど大きく下げない・・・と思いたいです。この場合は6.9~7.0程度をウロウロ・・・かも知れません。
とは言っても、不安感が広まっているこの状況では、指標が少しでも弱い場合、それをきっかけに急落する可能性も否定できません。
これが一番可能性が高いと思いますし、一番読みにくくて困ります。

大きなニュースがあったときはテクニカルは意味ないですし、とりあえず月曜早朝まではどうするか決められないですね。
でもこうして考えを整理したら、少し気持ちが楽になりました。
どの場合でも大丈夫になるよう、心構えだけはしておきたいと思います。